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[塗装の出来ないもの] まず初めに一般の方では塗装が困難または出来ないものです。 |
アルミ ステンレス 銅 ガラス 浴槽 ゴム タイル 石材 等々 |
■準備編 塗装グッズ |
ローラーや刷毛のほかにあったら便利なグッズを紹介します。 全部アマゾンで購入できます。 |
●ローラーバケット 網付が必須です。 ローラーにたっぷり付いた塗料を網にコスる事によって適正な量にします。 塗料がたっぷり付いたローラーだと、塗料が下にたれてしまいます。 塗装は薄く塗り重ねる事が大事です。 普通のバケツでも側面でコスって塗料の量を調整できればokです。 |
●マスカー 紙テープ ガムテープにビニールが付いたものです。巾100cmの物が良いです。 塗らないものをビニールで隠すことを養生(マスキング)と言います。 塗装屋に入ると新人は、この養生から学びます。塗装が綺麗に仕上がるかは養生に左右されます。 マスカーはガムテープなので接着力が強力です。たとえば木材や壁クロスだと強力すぎて下地を痛めてしまいます。 そんなときは紙のマスキングテープがおススメです。 床にはシーツや毛布など布製品を引いておくと汚れませんし、塗装部位ごとの移動も楽です。 |
●ケレン用具(手作業) ケレンとは錆や脆弱部分を取り除く作業です。 左の物はマジックロン、右は金属ブラシで、主に金属の下地処理に使います。 鉄ケレンにはゴーグルも必要です。 下は紙やすりです。マジックロン・金属ブラシで大まかにやったら、紙やすりで平らにします。 紙やすりは番手が大きいほど細かいものになります。 |
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●ケレン用具(電動工具) 電動ドリルをお持ちの方には、写真のワイヤーカップをお勧めします。金属のケレンが簡単に出来ます。 鉄ケレンにはゴーグルも必要です。 |
●皮スキ 塗装職人なら必ず持っている道具です。 ケレン作業から材料缶のキャップの取り外し、はては瓶コーラの蓋を開けたりにも使える万能工具です。 瓶コーラなんて今や見ませんけど、、、 |
●高圧洗浄機 塗装屋の見積には必ず高圧水洗浄費が載っています。下地を綺麗にしないで塗装すると必ず剥がれるからです。 DIY塗装で買うのはもったいないですが、すでにお持ちでしたら是非使ってください。 家庭用は大抵6Mpa圧程度ですが、プロの洗浄機は15Mpa圧あります。 |
●ヤッケ上下 軍手 塗装したら必ず衣服は汚れるので、ヤッケ等を着て作業しましょう。 またケレン作業などで手を怪我しないように軍手も忘れずに。 汚さない自信があっても必ず汚しちゃいます、、、、、 |
■準備編 使用塗料と塗装道具 |
●DIYには水性塗料を 塗料は[良い塗料・良い工事]にあるように、水性より溶剤(油性)の方が耐久性に優れますが、一般の方が使用するには水性塗料をお勧めします。 溶剤(油性)塗料は臭いが強いですし、万一衣服等を汚した場合落とすのが大変だからです。薄め液のシンナーも取り扱いが難しいです。 シリコン系の水性塗料を使えば耐久性も安心です。 ●塗料の使用量 プロは一斗缶という16L程度の物を使い、1缶で40〜50u塗れます。 一般の方が使う場合はこれでは多すぎるので4〜5Lの塗料が適しています。 4〜5Lで10u〜12u塗れます。塗料に塗布可能面積書いてあります。 ※ただし下地が砂壁や吹付等の凹凸が大きかったり、吸い込みが大きい場合は半分程度の塗装面積しか塗れない事もあります。 またスプレー缶も仕上げが綺麗になりますが、養生作業が大変になります。 スプレーもできたらシリコン系をお勧めします。 スプレーなら材料調合が無いですので溶剤でも可です。 |
●ローラーはスモール ハケは目地バケ ローラーはスモールローラーと言われるもの。4〜6インチサイズが使い易いです。ローラーは交換できます。 毛の長さは中毛を選びます。短毛や長毛だと使用箇所が限定されます。 ハケは目地ハケが一般の方には使い易いです。溝やローラーで塗れないところを塗ります。 使用前に水に浸して置き、水になじませておくと使用しやすくなります。新品をいきなり使うと塗料を弾いてしまうので。 |
●スミ(隅)は先にハケで塗る スミ(隅)や目地はローラーだと塗れないので、先にハケで塗ります。その後にローラーで全体を均一平坦に仕上げます。 あとから細かい所をハケで塗るとフチに塗料が溜まるのでデコボコな仕上がりになるからです。 仕事も塗装も下準備・事前作業が大事です! |
●ローラーは縦横十字に塗ります ローラーは下から上に塗ります。これは塗料が下にたれるからです。下から上に全体に塗料をクバるようにします。 そして左右に塗りますが、これは左右どちらでもかまいません。 十字に塗る事によって塗装膜は均一になります。 |
●ローラーの角度 ローラー柄の壁面に対する角度は45度くらいが良いでしょう。 塗料の飛沫が飛ばないようにゆっくり転がしましょう。 ローラーを浮かせるとムラが出来てしまいますが、あくまで壁面に軽く触れるくらいの力で転がします。 |
塗り替え時期の判断 ■全体に艶が無く色アセしている ■塗料が剥がれかかっている ■落とせない汚れが付いている ■亀裂や破損がある ■塗料触ると粉が付く(チョーキング ■錆が発生している(鉄製品の場合) |
■実践編 部材別塗装の仕方 希望の部材塗装をクリックください |
●鉄製品の塗装 |
■塗装の目的 鉄は錆びないようにすることが大事です。錆びだすと数年で鉄が破壊されますので、錆の状態を観察して錆びだしたら塗装で守りましょう。 ■重要な工程 錆のケレン(除去作業)が大事で、錆が残っていると再び錆びだします。 錆を綺麗にサビ除去したらエポキシ系の錆止め塗料で防錆します。 |
●ケレン工程(サビ落とし) 塗装グッズのケレン用具で紹介したマジックロンやワイヤーブラシで錆を落とします。 鉄の塗装で一番大事な工程です。 頑張って錆を落としましょう。 あと油汚れが塗装には大敵で残っているとスグ剥がれてしまいます。アルコールを使うと落としやすいです。 |
●ケレン工程(サビ落とし) 写真のように赤錆を落とし、黒い錆びが出てきたらケレン完了です。 浮いている旧塗膜も剥がします。 ピッタリ密着している旧塗膜(活膜)は残してokです。 |
●錆止め工程 エポキシ系の錆止め材を使って真っ白になるまですべて塗りこめます。カスレ等すき間があると錆の原因になります。 写真では白い錆止め材ですが、赤やグレーもあります。 仕上げ色によって使い分けます。 例) 濃い仕上げ色−赤色錆止め 明るい仕上げ色−白色錆止め |
●中塗り工程 一般の方は水性塗料の方が使い易いので鉄部用水性シリコン塗料でも良いのですが、プロは鉄部に関しては溶剤(油性)を使います。錆が怖いので。 中塗りは薄く塗る事を心がけ全体に均一になるよう塗ります。 塗料はウレタン又はシリコン系をお勧めします。 |
●上塗り工程 ペンキは中・上塗2回で仕上げます。1回で厚く塗ると塗り残しや、塗膜にヒビなど起こるからです。 目に見えないところ等など注意して全体を塗膜で覆います。 下・中・上各塗装工程間隔は2時間程度です。 |
鉄製品の塗装のポイント サビ除去と錆止め工程で手を抜くと2-3年で錆びだしたり塗装膜が剥がれますので入念に。プロがやっても5年ごとに塗り替えが推奨なので、時々錆の発生などをチェックしてください。 |
●木製品の塗装 |
■塗装の目的 木は湿度や気温などにより伸縮するので塗装には向かない素材ですが、木地のままだと数年で腐るので塗装して守ってやらなくてはなりません。 木の塗装には接着力・密封性の高い下塗り材を使用することが重要です。 木目を生かした塗装をしたいところですが、外部の木製品で劣化が進んでいるものには1色で仕上げるペンキ仕上げが良いです。 ■重要な工程 旧塗装膜のケレン(除去作業)が大事で、浮き出している塗装膜は全て除去します。 ケレンしたらエポキシ系の錆止め塗料で下塗りします。 錆止め材ですが接着力と密封性が高いので木にも適応します。 キズやヘコみには木工パテで修理します。 |
●ケレン工程 旧塗装膜や木の脆弱部分を落とします。 また表面全体に小さな傷をつけることによって、下塗り材の密着が良くなります。 これを「目荒らし」と言います。 あと油汚れが塗装には大敵で残っているとスグ剥がれてしまいます。アルコールを使うと落としやすいです。 |
●パテ工程 大きな傷やヘコみや木のフシなどは木工パテによって平らにします。 木目仕上げだとこの補修が出来ません。 今回はペンキ仕上げなので大目に補修します。 |
●下塗り工程 エポキシ系の錆止め材を使って真っ白になるまですべて塗りこめます。エポキシ系の接着力と密封性が高いので木にもピッタリです。 ムラやカスレの無いように、細かい所はハケで塗り、平らな所はローラーが適しています。 |
●中塗り工程 一般の方は水性塗料の方が使い易いので外部用水性シリコン塗料またはウレタン塗料をお勧めします。 1回目は薄くカスレは良いのでまんべんなく塗りこめます |
●上塗り工程 2回目は少し厚めにカスレにも注意してハケ・ローラーを使用して仕上げます。 下・中・上各塗装工程間隔は2時間程度です。 |
●完成 この玄関ドアは木目仕上げでしたが、キズと下部の汚染が激しかったのでペンキ仕上げになりました。 |
木製品の塗装のポイント プロがやっても木製品の塗装は大変難しい部類です。 外部だったら木目はあきらめペンキ仕上げをお勧めします。 外部で木目仕上げをご希望でしたら弊社にお求めください。 |
●木製品の塗装(木目仕上げ) |
■塗装の目的 木には美しい年輪の木目があり、これを生かした塗装が木目仕上げOSCL(オイルステインクリヤ)です。 ただOSCLは大変難しい塗装なので一般の方にはお勧めできません。 弊社にご注文ください。(笑) ここでは一般の方でもできる木目仕上げをご紹介します。 ■重要な工程 現状で木目仕上げに出来るか否かが判断材料になります。 汚染がひどかったり旧塗装の剥離が進んでいたら木目仕上げは出来ません。DIYで新しく作った木製品などは木目仕上げがおすすめです。 |
●ケレン工程 木目仕上げでは、ケレンはホトンドできません。仕上げにそのまま出てしまうからです。 一般の方で出来るのはゾウキンで濡れ拭き程度です。 あと油汚れが塗装には大敵で残っているとスグ剥がれてしまいます。アルコールを使うと落としやすいです。 |
●自然塗料 オスモやキシラデコールなどのオーガニック塗料で仕上げます。 これらの製品は一般の方でも簡単に塗装できますが、耐久性が無い為プロはあまり使いません。DIYで3年ゴトに塗り直しなどにはピッタリです。 |
●水性オイルステイン 一般の方には使い易くオイルステイン仕上げが出来ます。 水性なので塗りやすく外部の物にも使えますが5年弱の耐久性のものです。 |
●水性ニス 水性でホワイト等色も豊富にあり気軽に塗れます。 耐久性はないので外部には使えません。 室内の棚などのDIYに使えます。 |
木製品の塗装(木目仕上げ)のポイント 玄関扉などの外部の木目仕上げはプロに任せましょう。 器用だからと玄関扉などには手を出しませんように。かならず後悔します、、、、 |
●外壁の塗装 |
■塗装の目的 そもそも外壁は全て塗装するのが理想ですが、目立つ亀裂があったり車で壁にぶつけてしまったなどにはご自分で治すこともできます。 ■重要な工程 外壁を部分的に塗り治す場合に問題になるのが、現状壁との色違いがめだつ事です。ここはすっぱり色合わせはあきらめてまったく違う色で仕上げる事をお勧めします。 |
●高圧洗浄工程 外壁の塗装は高圧洗浄が必要ですが、部分的に小面積であればデッキブラシで強くこするのでも可です。下地の汚れを取り除きます。 あと油汚れが塗装には大敵で残っているとスグ剥がれてしまいます。高圧洗浄では油汚れは取れません。アルコールを使うと落としやすいです。 |
●亀裂シール 本来であればウレタンのカートリッジシーリングを使うのですが、高額なので写真のようなモノでokです。 ウレタンか変成シリコンの物。 キャップを付けて亀裂に刷り込み、ボロ布などで平らにすれば良いでしょう。 巾0.5mm以下の小亀裂なら微弾性フィラーで埋まります。 |
●下塗り 外壁の下塗りには下記の2種あります。 [微弾性フィラー] 小亀裂なら埋まる。弾性力あり。モルタル壁にお勧め。 [浸透性プライマー] 薄い為亀裂は埋まらない。接着力強。サイディング壁ならコチラ。 |
●中塗り・上塗り 水性のシリコン塗料をお勧めします。中・上2回で仕上げます。 ローラーで薄めに塗ります。 下・中・上各塗装工程間隔は2時間程度です。 |
●外壁の部分補修は違う色で 一部分を塗り替えると、どうしても取って付けたような感じになるので、色違いで仕上げるのも一案です。 色違いの場合違和感のないのが出隅・入隅のコーナーで切る事です。 壁真ん中に50cm角の別の色があると違和感ありまくりですね、、、まぁセンス一発頑張って。(笑) |
外壁の塗装のポイント 下地に小亀裂やガサ付があったら微弾性フィラー、下地が良好かサイディングだったら透明プライマーを使いましょう。 |
●室内壁の塗装 |
■塗装の目的 現在室内壁が塗り壁のお宅なら気軽に出来ます。クロス壁でもクロスが剥がれて無ければ塗装できます。和室などの砂壁・繊維壁はプロでないと塗装できませんので弊社にご注文願います。 ※壁クロスがビニール製の物は塗装できません。 ■重要な工程 室内はかならず水性塗料にしましょう。溶剤(油性)塗料をつかうと数週間シンナー臭い事になります。 また塗らないところは全て養生するので結構作業時間がかかります。 多分6畳間の壁で丸一日は見てください。 |
●養生工程 塗装グッズで紹介したマスカーが大活躍です。 塗装以外の部位を全てビニールをかぶせます。 床は古いシーツや毛布でも可です。脚立も必要です。 |
●補修工程 室内壁と天井や床との隅にスキマがあいていることがあります。 いくら厚く塗装してもスキマは埋まらないので、塗装前に直しましょう。 コークボンドを使いスキマに充填しボロキレなどで平らにします。 綺麗に塗装するとスキマが目立つので大事な事前処理です。ボンドコーク・コークAなんでもかまいません。ただし外部には使えません。 |
●下塗り工程 室内の下塗りには水性シーラーを使用します。一般的なシーラーを使い室内を仕上げると、完成してからシミやヤニの黒(茶?)ジミがにじみ出てくるので、写真のようなヤニ・シミ止めが明記されたものが良いです。 下塗りのプライマーとシーラは同じものです。 |
●上塗工程 水性シーラを塗ってから、中塗り・上塗りします。ここで注意が室内壁はツヤケシ塗料です。室内壁にピカピカのツヤアリ塗装は普通しません。 写真は水性ケンエースで室内用ツヤケシ塗料です。 下・中・上各塗装工程間隔は2時間程度です。 |
室内壁の塗装のポイント 外部の物なら晴天の日曜日に気兼ねなくDIY塗装できますが、室内だと家具の移動や通行禁止など事前準備が必要ですので計画的に。 また水性とは言え室内壁を塗装すると、臭いに敏感な方だと気になりますのでご注意を。 一度壁を仕上げてしまうと、後々にキズつけた・部分的に汚したなども簡単に塗装で修復できるので、塗料は取っておきましょう。 |
●コンクリ床の塗装 |
■塗装の目的 一般の方に塗装のススメでコンクート床は適正か考えましたが、大変良い塗料があるのでお勧めします。 一般的な塗床塗料はすぐに剥がれたり摩耗したりして塗らない方が良いようなものが多いです。 玄関前や犬走りのコンクリード部分を塗装しましょう。 ■重要な工程 ユータックRは溶剤(油性)塗料なので、臭いも強いですし取扱には注意が必要です。 また薄塗り床塗料は歩行まではokですが、自動車が走るところはサスガに剥がれますので不可です。 |
●補修工程 コンクリートは性質上必ず亀裂が入りますが放置すると、水が入り中の鉄筋に錆びが発生し大きく壊れてしまいますので、亀裂補修をしましょう。 写真はコンクリ用亀裂補修材です。 |
●下塗り工程 ユータックR専用プライマーです。 床を塗るのは養生も簡単ですしローラーでサクサク塗れます。 立って塗りやすいようにローラー長柄は便利です。 |
●塗装工程 ユータックR(日本特殊塗料(株))はコンクリの塗り床にオススメ塗料です。 弊社も長年マンション等のコンクリ床の塗装してきましたが、すぐ剥がれたり摩耗したりでトラブル続きでした。 そこでユータックRを使い出したらマズ剥がれません。艶もちも良く優秀な塗料です。 2回塗りします。 |
汚いコンクリ床も塗装するとスッキリします。 補修する事によって下地も強化しますし、汚れが落としやすくなるので衛生面にも優れます。 写真では明るい床色を使用していますが、できれば濃い色の方が良いです。ホコリや汚れがどうしてもつくので明るい色だと目立ちます。ホコリ色がベストです(笑) |
コンクリ床の塗装のポイント ユータックRの材料自体高いので万人にとはいきませんが、コンクリート床の亀裂や汚れに困っていましたらご検討ください。 一番良いのはモリタ建装にご注文ください。少ない床面積でもお受けします。 |
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