■シーリング仕上がりの綺麗さは工事の質を表します
前回に続き、現在モリタ建装が工事している川口市前川のRマンション大規模改修工事の記事を書きます。
今回の大規模改修工事の中でも重要なシーリング工事についてお話しします。
前回のブログで旧シーリングを撤去した写真を掲載しましたが、その部分に変成シリコンシーリングを打設した物を掲載します。
旧シーリングを撤去したら、両側に青い紙テープで養生して新規変成シリコンシーリングを打設します。
この時にヘラで押さえつけますが、この工程が大事で目地の中にシーリングをしっかり充填させる事、紙テープとの際をしっかり押さえます。
ヘラ押さえが不十分だと、目地内の充填不足や紙テープをはがした時に端がチリチリ汚く仕上がります。
モリタ建装のシーリング工事は終わった後が非常にきれいだとよく言われます。綺麗な工事は工事の品質を表します。
ポリウレタンシーリングの場合にはNBと明記有る物がありますが、これはノンブリードを表しています。
シーリングを打ってその上から塗装しても、うっすら黒い汚れが筋になる事がありますが、これがブリード現象です。
シーリングの中の可塑剤が塗装膜を浸透して表面の浮きでで汚れを吸いつけてしまいます。
塗り替え工事をした現場で綺麗な塗装面に線になって汚れている場合はブリード現象が疑われます。
この可塑剤の浸透を抑えた商品がNBで、モリタ建装のシーリング工事はすべてNBを使用しています。
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